2026年5月03日
「歩くと足が痛くなり、休むと楽になる」
「足先が冷たい、しびれる」
このような症状がある場合、足の血管の流れが悪くなっている可能性があります。
末梢動脈疾患(PAD)は、主に足の動脈が狭くなったり詰まったりすることで起こる病気で、進行すると日常生活に大きく影響することがあります。
末梢動脈疾患(PAD)とは
末梢動脈疾患(PAD)とは、主に動脈硬化によって足の血管が狭くなり、血流が低下する病気です。血流が不足すると、筋肉や皮膚に十分な酸素が届かなくなり、歩行時の痛みやしびれなどの症状があらわれます。
👉 進行すると、安静時にも痛みが出たり、足の傷が治りにくくなることがあります
末梢動脈疾患(PAD)の主な症状
次のような症状がある場合は注意が必要です。
・歩くと足が痛くなり、休むと楽になる(間欠性跛行)
・足の冷えやだるさ
・足の色が白っぽくなる、または暗い色調になる
・足の傷が治りにくい
・安静時でも足が痛む(進行例)
👉 「歩くと痛くて休むとよくなる症状」は、PADに特徴的なサインです
末梢動脈疾患(PAD)を放置するとどうなる?
末梢動脈疾患(PAD)は、ゆっくり進行することが多い病気ですが、適切な対応をしない場合、徐々に症状が強くなることがあります。
・歩ける距離が短くなり、日常生活に支障が出てくる
・安静にしていても足の痛みが出るようになる
・足の傷が治りにくくなり、感染を起こしやすくなる
さらに進行すると、足の血流が著しく低下し、治療が難しくなることもあります。
👉 「年齢のせいかな」と思われやすい症状ですが、早めに気づいて対応することで、進行を抑えられる可能性があります。
末梢動脈疾患(PAD)の原因・リスク
PADは、動脈硬化を背景として発症します。
・喫煙
・糖尿病
・高血圧
・脂質異常症
・加齢
👉 特に喫煙と糖尿病は、発症・進行の大きなリスクとなります
末梢動脈疾患(PAD)の検査と治療
<検査>
血圧脈波検査(ABI検査)やエコー検査を行い、血流の状態を評価します。
必要に応じてCT検査などの画像検査を追加します。
<治療>
症状や進行度に応じて治療を行います。
・運動療法(歩行訓練)
・薬物療法(抗血小板薬など)
・カテーテル治療や手術(専門施設での対応)
👉 状態に応じて、適切な医療機関へご紹介します
お気軽にご相談ください
足の痛みやしびれは、年齢や筋肉の問題と思われがちですが、血管の病気が関係していることもあります。
末梢動脈疾患(PAD)は、早期に発見して治療することで、症状の改善や重症化の予防が期待できる病気です。
歩くと足が痛む、足の冷えや傷の治りにくさが気になる方は、お気軽にご相談ください
